気になるヒゲ脱毛の効果のあれこれ

気になるヒゲ脱毛の効果のあれこれ

毎日剃ってもヒゲが生えてきて困っているという方は、ヒゲ脱毛をしてみようかなと考えたこともあるのではないでしょうか。最近ではヒゲ脱毛を扱うサロンやクリニックが増えてきました。ヒゲ脱毛は本当に効果があるのでしょうか。ヒゲ脱毛の効果について、詳しく説明していきますので、この記事を参考にヒゲ脱毛をするかしないかを決めてみてはいかがでしょうか。

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ヒゲを脱毛させる仕組みって?

ヒゲはそもそもどのようにして生えてくるのか、その仕組みについて知っておきましょう。ヒゲも毛髪も、皮膚の中にある毛乳頭という部位が毛細血管から血液を吸い上げ、その栄養の含まれた血液を毛母細胞に送ることで毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、ヒゲが生えます。そんなヒゲを生えてこないように処理するのが、ヒゲ脱毛です。

実は、髭剃りやシェーバーでヒゲを剃ることも広い意味では、脱毛に含まれます。ですが、髭剃りやシャーバーを使って脱毛する場合には、何回処理をおこなってもヒゲが生えてきてしまい、いつまでたってもヒゲはなくなりません。そのため、ヒゲを永久に生やしたくない場合には、サロンやクリニックに行きヒゲ脱毛をおこなうのです。

ヒゲ脱毛は、毛が生えてくる毛母細胞に熱を与えることで、毛母細胞を変性させ毛母細胞ごと破壊する方法であり、そうすることで、毛が生えてくるもとを消滅させることができるのです。とはいっても、毛母細胞に対して直接熱を与えるのではなく、毛球部で毛母細胞と隣り合ってすぐ近くにいるメラニン色素に対して熱を与えることで、毛母細胞を破壊します。メラニン色素にあたると光エネルギーが熱エネルギーに変わる特殊な波長。その波長をメラニン色素に当てることで、メラニン色素の近くにある毛母細胞を破壊するのです。

毛は常に生えるわけではありません。成長期、退行期、休止期の3つに分かれる毛周期というものによって生える時期が決まっています。成長期とは、毛母細胞が分裂を繰り返し毛がぐんぐんと伸びている時期。退行期とは、成長がストップし毛が抜け落ちている時期。休止期とは、毛が抜け落ちてから生えてくるまでの毛が全く生えていない時期のことで、この3つの時期が順に繰り返されています。

休止期には、毛が生えず伸びないため、メラニン色素もありません。熱エネルギーを当てるメラニン色素がないため、休止期にはヒゲ脱毛をおこなってもその毛に対しては効果がでません。そのため、脱毛をおこなうには、毛周期を知ることがとても大切で、成長期にヒゲ脱毛をおこなうことが大切なのです

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そもそもヒゲの永久脱毛は可能?

そもそもヒゲの永久脱毛は可能なのでしょうか。それについて知るにはまず、永久脱毛の意味や定義を知っておく必要があります。永久脱毛とは、生きている限り永久に毛が生えてこなくなるという意味ではありません。米国電気脱毛協会が定めた定義では『脱毛が完了して1か月後の時点で毛の再生率が20%以下である場合を永久脱毛と呼ぶ』としています。すべての毛が生えてこなくなっているという意味ではなく、毛がどれだけ減っているかを示す減少率が8割を超えている状態をいうのです。

日本では、レーダーを3回照射してから6か月が経った時点で67%以上の毛が減っている状態のことなどを永久脱毛の目安としています。個人差があるので、一概にどのような状態を永久脱毛と呼ぶのかとははっきりとはいうことはできません。ですが、減毛率を長期間にわたって高い状態に保たれることが永久脱毛なのです。

簡単に永久脱毛をすることはできません。それは、先ほど説明した毛周期とも関係があります。毛周期の1つである成長期にヒゲ脱毛をすることが大切といいました。ですが、すべての毛が同じ時期に成長期に入るわけではありません。すべての毛が同じ周期で同じ時期に成長期に入るならば、人は毛が全くなくなる時期があるはずですよね。ですが、そのような時期はありません。そのため、毛によって成長期はずれているのです。

成長期がどのくらいの期間で巡ってくるのかは、はっきりとはわからず見極める方法がないのが現実です。また、顔なのか体なのかによっても周期は違ううえ、人種によっても毛周期は違うといわれています。最もヒゲが生えそろっている時期を見極めて永久脱毛できればいいですが、それも難しいのが現状であるため、永久脱毛とはいっても永久に毛が生えてこないようにできるわけではないのです。現在の技術や考え方では、減毛率が高い状態を長期間保つのが、精一杯なのです。

現在、永久脱毛をおこなうことができる医療用レーザー脱毛器の場合、毛母細胞を破壊するためにかなりの高出力で脱毛をおこないます。高出力ということは、それだけエネルギー量が多いということ。そのため、低出力の脱毛機械と比べると、1回のヒゲ脱毛での効果は高いものの痛みも増えます。

ヒゲ脱毛はどこでできる?自宅でも可能なのか

ヒゲ脱毛をしたいけれど、サロンやクリニックに通う時間がないという人もいるでしょう。そのため、自宅でもできる脱毛機器やワックスを使って、自宅で脱毛をすることを考えるかもしれません。自宅でヒゲ脱毛はうまくできるのでしょうか。自宅でもヒゲ脱毛が簡単にできるのならば、自宅でおこなった方が簡単ですよね。

ヒゲ脱毛を自宅でおこなう場合、主な方法は、毛抜きでおこなう、脱毛クリームを使う、脱毛ワックスを使う、自宅用脱毛器を使う場合の4種類です。それぞれの方法についてうまく脱毛ができるのか説明してきます。

・毛抜きでおこなう場合
最も安く脱毛できるのが、毛抜きを使った脱毛です。毛抜きさえあれば、誰でも簡単に自宅でヒゲ脱毛することができます。ですが、毛抜きを使った場合、なんといっても肌ダメージが心配です。毛を抜いた後の場所がニキビやシミのもとになりやすいのはもちろんのこと、毛を抜く際根本まで上手に抜けずに毛が途中で切れてしまうことがあり、毛が皮膚の中に残ります。その毛がきちんと抜ければいいのですが、抜けずにそのまま皮膚の中に埋まってしまう場合も。そうすると、埋没毛と呼ばれる皮膚の中に埋もれた黒いブツブツとなってしまい、処理をおこなうことができなくなります。

毛抜きを使った方法は、肌をきれいに保ちたければやめておきましょう。

・脱毛クリームを使う場合
脱毛クリームを使い、自宅でヒゲ脱毛をおこなう方法もあります。脱毛クリームとは、肌にクリームを塗り、クリームの力で毛を溶かす方法。毛を溶かしてしまうほどの強力なクリームを肌に塗る方法のため、肌が弱い方でなくても肌荒れや炎症を起こす可能性があります。

脱毛クリームの場合、皮膚の外に出ている毛を溶かす方法です。毛の根本から脱毛する方法ではありません。毛母細胞が皮膚の中に残っているため、脱毛を繰り返さないといけないのです。何度もそのように強力なクリームを肌に塗るのは、肌のためによくありません。簡単な方法とはいえ、やめておくのが無難です。

・脱毛ワックスを使う場合
脱毛ワックスを使い、自宅でヒゲ脱毛をおこなう方法もあります。脱毛ワックスとは、脱毛専用に作られたワックスをヒゲに塗り、その上からシートを貼り、毛の流れに逆らって一気にシートをはがす方法です。想像するだけでも痛そうなこの方法。慣れなければ、上手に毛が抜けないばかりか、痛みも増します。エステサロンによっては、この方法でヒゲ脱毛をおこなう場所もあるようです。

・自宅用脱毛器を使う場合
自宅用脱毛器というものも販売されています。自宅用脱毛器とは、業務用に作られた医者が使うタイプの脱毛器と比べて出力が弱いもの。資格のない人が使う自宅用は、どうしても低出力のものになります。

自宅用脱毛器はその低出力が原因で、根元の毛母細胞まで破壊する力がありません。毛母細胞が破壊できなければ、再び毛は生えてきます。何度も何度も脱毛しないといけません。また、自宅用脱毛器を使う場合は、肌トラブルが起きやすくなることも。レーザーを照射することで、やけどをしてしまう可能性や肌の免疫機能が低下することでニキビができやすくなることもあります。

サロンやクリニックでおこなう場合は、肌トラブルが起きないよう細心の注意を払いながら、ヒゲ脱毛をおこないます。そのため、肌トラブルが起きる割合はほとんどありませんが、自宅で脱毛器を使い脱毛をおこなう場合は、脱毛後のケアをうまくしなければ肌トラブルが起こる割合が高くなるのです。

紹介した4つの方法はどれも脱毛することはできますが、根本的な解決にはなっておらず、繰り返し脱毛を繰り返さなくてはならない方法ばかり。その点、サロンやクリニックで1回10~15分で簡単に終わるヒゲ脱毛を受ければ、数回通うことでヒゲの永久脱毛ができます。また、ヒゲという場所は、体の他の部分よりも自宅で脱毛しづらい部分であり、効果が出にくい場所。そのため、ヒゲ脱毛を考えているのなら、サロンやクリニックでヒゲ脱毛をおこなった方が、効率がいいのです。

ヒゲ脱毛に使用される脱毛機器って?

ヒゲ脱毛に使用される脱毛機器とは、どのようなものがあるのでしょうか。それぞれの特徴などを説明していきます。

・Silky LightⅡ
こちらはサロンでよく使われている脱毛器です。広範囲の照射光で毛包周辺まで光を届かせます。また、安全性が高く、肌へのダメージは少なくなっています。JEIA(日本エステティック工業会)の審査基準にも合格しています。肌が敏感な方におすすめです。

・ルビーレーザー
ルビーレーザーとは、1996年に開発された初めての脱毛機器です。ですが、このルビーレーザー、白人向けに開発されたため、メラニン色素の多い日本人には効果がなく、肌が赤くなるだけで脱毛はできませんでした。

・アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーは、1997年にアメリカで開発された脱毛機器です。この脱毛機器が開発されたことで、メラニン色素の多い日本人での脱毛が可能になりました。

アレキサンドライトレーザーは、毛母細胞を破壊するタイプの脱毛機器。スピーディに脱毛することができるうえ、小さなホクロならば取ることも可能です。アレキサンドライトレーザーは、日本人の一般的な毛母細胞の位置である2~3mmの深さまでレーザーが届きます。ですが、ヒゲは体毛の中でも深い場所から生えている毛です。一般的なヒゲの毛母細胞の位置は4~5mmといわれています。そのため、アレキサンドライトレーザーはヒゲには照射範囲が浅すぎて、不向きで効果が出にくいのです。

・ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーと同じく、毛母細胞を破壊するタイプの脱毛機器です。照射範囲がアレキサンドライトレーザーよりも深いため、ヒゲ脱毛に向いています。

実際、ダイオードレーザーが最もヒゲ脱毛に効果があるといわれており、産毛も脱毛できる効果の高い脱毛機器です。ですが、痛みもそれなりにあります。

ダイオードレーザーは脱毛力が高いため、きれいに脱毛するには10回程度。多少毛が残っていてもいいのであれば、5回程度の脱毛回数で永久脱毛が実現します。

・YAGレーザー
YAGレーザーは、ダイオードレーザーよりもさらに深い位置まで照射できる脱毛機器です。同じく毛母細胞を破壊するタイプで、ヒゲ脱毛に向いています。肌の負担が軽いことも特徴で、肌が黒い人でも脱毛することが可能な機器です。

・メディオスター
脱毛機器の中でも新しい機器です。他の機器との違いは、毛母細胞を破壊するのではなく、毛母細胞よりも浅い位置にあるバルジという場所を破壊することで脱毛を実現すること。毛母細胞よりも浅い位置にあるので、低出力でも脱毛の効果が得られ痛みが少なくて済むのが最大の特徴です。

バルジとは、毛を作っているもとがある場所で、その細胞を破壊すれば毛が作られることはありません。バルジという領域が発見されたのは、2000年代のこと。そのバルジという領域が発見されたことで、痛みが少ないメディオスターという脱毛機器が開発されたのです。

このメディオスター、低出力であるがゆえ、脱毛力が弱いことが弱点です。そのため、ダイオードレーザーなどと比べると、回数を多くこなさなければいけません。つるつるにきれいに脱毛したければ、15回程度。多少毛が残っていてもいいのならば、10回程度は最低でも脱毛する必要があります。

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ヒゲ脱毛に失敗!?実は違う脱毛に対する誤解

ヒゲ脱毛はきちんとした知識を持っていないと、失敗したのではと感じてしまうことが多いもの。最も多いのが、1回でヒゲ脱毛が終わると誤解しているケースです。ヒゲ脱毛は、1回では効果がありません。はじめに説明した毛周期の関係で、1回目ヒゲ脱毛をおこなった際に休止期だったヒゲには効果がないため、ヒゲは生えてきます。そのことを知らずに、1回で脱毛が完了すると思うことが、ヒゲ脱毛が失敗だったと感じる原因なのです。3~4回目くらいから効果が出始めると思い、長い目でヒゲ脱毛に取り組みましょう。

ヒゲが濃い人は、他の人よりも長期間かかる可能性があります。ヒゲというのは、体毛の中において範囲は狭いものの案外毛の量は多い場所です。そのため、自分が思っているよりも毛がたくさんあり、考えていた回数で終わらない可能性も。予想していた回数で終わらないからといって、失敗ではありません。医師を信じて通いましょう。

ヒゲ脱毛から2~3日経過してヒゲが濃くなったように見えることがあります。濃くなったヒゲを見て、失敗したと考えるのは早とちりです。フラッシュを当てヒゲ脱毛をおこなった場合に、一時的に毛穴が膨張しヒゲが濃くなったように見えること。毛根が抜けるまでは髭剃りをする必要があり、その髭剃りの際毛根とヒゲが離れたことでヒゲが髭剃りに当たらず、濃くなったように見える場合があります。どちらの場合も1週間程度で濃くなったように感じることはなくなるので、気にせずに待ちましょう。

敏感肌の場合、肌荒れを起こす可能性もあります。敏感肌の方は事前に相談しておき、肌トラブルが起きないようにしましょう。また、高出力のレーザーであればあるほど、肌トラブルが起きるリスクは高くなります。肌トラブルが起こる可能性があることも理解しておきましょう。

H2:ヒゲ脱毛ってどれくらいで効果がわかる?回数と期間

ヒゲ脱毛がどれくらいの回数や期間で効果がわかるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。ですが、一般的にこのくらいの回数でこのくらいの期間であれば効果がわかるとはっきりいうことはできません。脱毛の方法がレーザーによるものなのか、光によるものなのかによっても異なるうえ、個人のヒゲの濃さや毛の質、量などによってもどのくらいかかるのかが変わってくるからです。

光脱毛の場合、レーザーよりも威力が弱いこともあり、脱毛が完了するまでの回数がレーザーよりも増えるのが一般的です。また、効果が実感できるのは5回目あたりからで、ヒゲが薄くなってきたという実感を得ることができます。完全にヒゲ脱毛が完了するには、15~25回程度。1年~1年半通うことで、脱毛を完了させることができます。

レーザーによる脱毛の場合は、光よりも威力が強いため脱毛完了までの回数は、光よりも少なくなります。人によっても異なりますが、早い人ならば4回目くらいから効果を感じることができるでしょう。一般的には10回程度でヒゲが半分ほどの濃さになったと感じることができ、20回も通えばほとんど手入れの必要がない状態になります。だいたい10~18回程度、半年~1年ほど通えば、ヒゲ脱毛を完了させることが可能です。

ヒゲ脱毛にかかる値段は?

ヒゲ脱毛にかかる値段は、ヒゲのどの部位を脱毛するのか、どのクリニックやサロンでおこなうのか、光なのかレーザーなのかなど、様々な要因によって異なります。

ヒゲは主に4つの部位に分けられます、口周り、あご、頬、のどの4か所です。それらすべての部位のヒゲ脱毛をおこなうのか、それともヒゲが目立つ口周りだけおこなうのかでは費用は全く異なります。また、頬やのどはヒゲが薄い人ならば、ほとんどヒゲが目立たないという人もいるでしょう。そのような人の場合は、口周りとあごだけでもいいかもしれません。もちろん、部位が増えるごとにヒゲ脱毛にかかる値段も高くなります。自分がヒゲ脱毛したい箇所をきちんと考えてからヒゲ脱毛をしましょう。

サロンでは光による脱毛がメインです。光による脱毛の場合、1回の料金は安いですがレーザーと比較すると回数が多くなります。レーザーの場合は、回数で値段が決まっています。5回分でいくら、無制限の場合はいくらという値段設定で、光のように1回いくらという値段設定ではありません。レーザーの場合、手入れが楽になる程度でいいと考えている場合には、5回のコース、とにかくつるつるきれいになるまで脱毛したいと考えている場合には無制限コースを選ぶといいでしょう。大抵、レーザーでの脱毛には7~20万円程度必要です。きちんと調べて自分に合ったコースを選ぶようにしましょう。

サロンやクリニックでは。キャンペーンを開催しているところは多いです。そのようなキャンペーン期間中だと普段よりもお得にヒゲ脱毛をすることができます。キャンペーン情報も調べて、お得にヒゲ脱毛するといいでしょう。また、安いからという理由だけでサロンやクリニックを選ぶのは危険です。自分の体に関することなので、きちんと見極めたうえで、ヒゲ脱毛をおこないましょう。

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まとめ

ヒゲ脱毛をおこなうには、費用、回数、効果を比較して選んでみましょう。せっかく脱毛するのなら、きちんと効果のある方法を選び、失敗したのではと感じることがないよう、しっかりとした知識を身に着け、長い目でヒゲ脱毛をおこないましょう。