ヒゲ抜きが原因でニキビが!?ヒゲを抜くことで起こり得る5つのトラブル

ヒゲの剃り跡が気になることを理由に、ピンセットでヒゲを抜く方もいますが、肌に良い行為ではありません。 ここでは、ヒゲの自己処理でニキビができてしまう理由と、ニキビを作らないための肌トラブル対策に着目した処理方法をご紹介します。

この記事は約6分で読み終わります。

ヒゲの自己処理後にニキビ?その理由は

ムダ毛処理で毛を抜く選択は、ヒゲに限らずおすすめできる処理方法ではありません。炎症やそれによるニキビなど、あらゆるトラブルを引き起こすためです。

ピンセットで毛を抜くから、肌を傷つけずに済むと思い込んでいないでしょうか。カミソリのように肌表面を傷つけることはなくとも、毛を引っ張って抜く際に毛穴へダメージを与えているものです。

ダメージ軽減を考えてピンセットで抜いていても、実際はダメージを与える場所が変わっただけで、肌に優しい処理方法を行えてはいません。毛を抜き続けた結果、出血を経験した方も多いはず。

炎症が起こるほどダメージを受けた肌に細菌が入り込めば、膿が溜まりニキビができることも。また、ニキビだと思っていたら、実際はよく似た毛嚢炎だったというケースもあります。

悪化すると切開して膿を取り出さなくてはならず、跡が残りやすいため、早めの処理が必要です。

症状が軽い場合は清潔を心がけて生活していると肌の自然治癒力で治りますが、症状が重いときは医師に相談して抗生物質などの処方を受けましょう。

ニキビや毛嚢炎、これらのリスクを知っていても、どうしてもヒゲ抜きを止められない方もいるかもしれません。その場合は、精神的な原因も可能性のひとつとしてあげられます。

毛抜きが気持ちいい、どうしても続けてしまう。そのような癖になっている方は、一度冷静になって自分自身が何故そこまで抜くことにこだわるのか振り返ってみましょう。

目次へ

他にもある!ヒゲを自己処理した際の肌トラブル

ヒゲをピンセットで抜く処理方法を行った場合に起こるトラブルは、他にも以下のものがあげられます。

・埋もれ毛

・炎症

・色素沈着

埋もれ毛はムダ毛処理をした際に傷付いた肌が再生し、毛穴を塞いでしまうことで起こります。塞がれた毛穴の中で毛が育つため、毛が薄皮の中で伸びていき、通常の処理では除去できなくなります。

取り出すには薄皮を切るしかないため、爪や器具で再び肌を傷つけることが多く、除去しても新しくできた傷によってまた埋もれ毛が起こることも少なくありません。

埋もれ毛になった場合の治し方は、基本的に放置しておくか、専門医で切開して取り除いてもらう方法しかありません。

毛の周期や肌のターンオーバーに合わせて、ある程度成長した後は自然に排出されます。

早めに対処したい方は、肌のターンオーバーを助けるスクラブ入り洗顔でやさしくマッサージしながら洗顔したり、ピーリングローションで優しく拭き取りケアを行いましょう。

また、炎症が起こるのは埋もれ毛だけではありません。毛を抜いたときに毛穴が受けたダメージによって起こることも多いです。

繰り返し毛穴やその周辺にダメージを与えていると、色素沈着に発展します。

炎症になった肌を治すには、清潔が第一。自己流で薬を塗るよりも、殺菌効果のある洗顔石鹸で優しく肌を洗うなど患部を清潔に保つことを心がけましょう。

軽いものであれば自然と治ってきます。治りが遅い場合は医師に適切な薬を処方してもらいます。

自己流で薬を塗るとかえって症状が悪化したり、色素沈着に発展することもあるため、注意が必要です。

ヒゲ抜きによる色素沈着は、肌が受けたダメージに反応して生成されるメラニン色素がおもな原因です。

日焼け時に紫外線から肌を守るためにメラニン色素が多く生成されるように、毛抜きによるダメージでもメラニン色素が生成され、肌に蓄積します。これを避けるには、肌や毛穴へ必要以上にダメージを与えないことが大切です。

ちなみに、もし色素沈着が紫がかったものの場合、メラニン色素ではなく毛細血管の損傷が原因だと考えられます。

ヒゲを抜いた際、周囲の毛細血管が破れて血液中のヘモグロビンが流れ出ると、紫がかった色素沈着になります。

色素沈着も基本的には自然治癒を待つ方法が手軽です。肌のターンオーバーによって色素沈着した肌が角質となり、はがれ落ちれば新しいきれいな肌と替わります。

ビタミンAやB6、Cはターンオーバーを助けます。食品で積極的にとったり、サプリメントで補ってみましょう。ピーリング効果のある洗顔石鹸やピーリングローションを使う手もあります。

ケミカルピーリングに限らず、美容皮膚科など専門医のいるところでは、色素沈着に最適な治療法を提案してもらえます。最終手段として選択肢のひとつに加えておいても良いのではないでしょうか。

これらの危険性を理解していても、ついつい抜いてしまう。そんな方は抜毛症かもしれません。多くの場合、精神的に追い詰められた状況で無意識のうちに抜いてしまっています。

そのようなときは無理に抜く癖を治すより先に、自分が溜め込んでいるストレスと向き合い、精神状態を改善することから始めてみましょう。

目次へ

肌トラブルを防ぐためにおすすめのヒゲの処理方法

ピンセットなどで行うヒゲ抜きは、繰り返すと肌トラブルだけではなく、ヒゲがかえって濃くなる可能性があります。

これらのトラブルを避けるためにも、正しいヒゲの処理方法を学んでおきましょう。

どうしてもヒゲを抜きたい、ヒゲ剃りは剃り跡が気になってしまう、という方は、できるだけ肌に負担をかけない準備と後処理を心がけてください。

準備はまずピンセットなどの器具を洗浄したり消毒して清潔にし、手もしっかり洗います。肌を蒸しタオルなどで温めて毛穴を開かせ、毛が抜きやすい状態にしましょう。

ヒゲを抜くときはゆっくりと、毛が生えている流れと同じ方法に引っ張ります。

抜いた後はすぐに冷やし、化粧水で毛穴をしっかりとひきしめ、細菌が入らないようにします。デリケートな状態のため、外出時は紫外線対策も必要です。

薄いヒゲは脱毛クリームで除去するのも良いでしょう。女性用が多いですが、最近はヒゲ用の脱毛クリームや除毛クリームも出ています。

女性用は肌への配慮も期待できるため、薄いヒゲなら挑戦してみる価値はあります。

ヒゲ抜きのように肌を傷つけたり、何度処理しても生えてくるといったことがないため、繰り返すヒゲの処理にストレスを感じていた方におすすめです。

レーザー脱毛の場合、濃い毛であればあるほど効果が出やすいのもおすすめの理由です。濃いヒゲに悩んで、ついついヒゲをピンセットで抜いてしまう方は、思い切ってヒゲ脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。

目次へ

まとめ

ヒゲを抜いている方が悩んでいるニキビや色素沈着は、もしかしたら、ヒゲを抜いていることで肌に与えているダメージが原因かもしれません。

除毛クリームや脱毛クリームの他、サロンでヒゲ脱毛を受けるなど、ここでご紹介した肌トラブルを避けるためにも、肌に優しい方法でヒゲを処理しましょう。