青髭になる原因は何?改善するなら脱毛?

髭剃り後、その跡が薄っすらと青く見えてしまう状態、いわゆる「青髭」です。 髭の濃さを象徴しているようで気になってしまいますよね。 なぜ青髭になるのか原因と改善方法を紹介します。

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「青髭」とはどんな状態か

青髭は、剃った後で皮膚の下に残っている髭が青く見える状態です。すべての人がそうなるわけではなく、髭が濃かったり肌が白かったりする人に目立ちます。もちろん髭を伸ばせば黒々とした色です。

青髭になると、髭を剃っても皮膚の下で存在感を表しているので、「髭が濃い」という印象を与えます。大人の男性同士なら、その程度の印象で済みますが、女性からはあまり清潔には見てもらえません。たとえ伸びている髭が無くてもです。

女性は基本的に、男性の髭のないすべすべな肌を好みます。次に好まれるのが髭を整えている状態で、青髭の評価は無精髭よりも低いのです。

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髭が青く見える原因

では、なぜ黒いはずの髭が青く見えるのでしょうか。青髭の原因をいくつか紹介します。

☑️皮膚が薄いから

顔は他の部位よりも皮膚が薄く、角質層は腕や脚に比べると7割くらいの厚さしかありません。そのため、皮膚の下に残っている髭が透けて見えてしまいます。

☑️髭の生えている密度が高いから

髭は1平方センチメートルあたり、約120本生えているといわれています。これは髪の毛の150~200本に次ぐ密度の高さです。もし髭がまばらに生えていれば、剃り跡は黒い点に見えますが、密度が高いため連続した色に見えるのです。

☑️剃った後の断面が太くなるから

髭に限らず、体毛は先端が細くて根元になるほど太くなるものです。けれども、髭を剃るたびに太い断面が先端に来てしまうので、ますます皮膚の下で髭の色の占める割合が多くなってしまいます。

☑️光が散乱するから

皮膚は肌色ですし、髭は黒です。どちらも本来は青くありません。ところが肌色の後ろに髭の黒があると、光が当たったときに髭のところで散乱して青く見えるようになります。血は赤いのに静脈が青いのと同じ原理です。

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青髭の原因①男性ホルモンが多い

青髭になる原因の中で、最も影響が大きいのは髭の濃さです。髭が濃いから密度が高くなり、連続した色に見えるようになります。

髭の濃さというのは遺伝もありますが、主に男性ホルモンの分泌に左右されます。髭を生やすのはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンです。これはテストステロンという別の男性ホルモンに5αリダクターゼという酵素が結びついて生成されます。テストステロンが分泌されるほど、髭は濃くなるといえます。

テストステロンは、男性的な行為をするほど分泌される量が増えます。例えば誰かと競い合ったり、闘争心をむき出しにしたり、ハードな筋トレをしたり、オナニーやセックスの回数が多かったりするなどです。

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青髭の原因②皮膚への過度の刺激によるもの

髭を剃るときは、たとえ出血していなくても、目に見えない細かな傷をつけています。こうしたダメージが蓄積すると、皮膚は自らを守ろうとするために防御反応を示します。その1つが髭を濃くすることです。濃くなるといっても、普通より太くなる程度ですし、髭剃りを辞めれば元に戻ります。

髭を生やしていない限り、髭剃りは毎日のように続けなければいけません。その結果、ずっと濃い状態が続いて、青髭の原因になっていると考えられます。特に刃を何度も往復させたり、逆剃りをしていたり、切れ味の悪い刃を使っていたりすると、よりダメージが大きくなって髭が濃くなるかもしれません。

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青髭を改善する方法とは

これまでの青髭になる原因を踏まえて、改善する方法を紹介します。

男性ホルモンの分泌を抑える

髭を濃くする男性ホルモンの分泌を抑えれば、髭が薄くなって青髭が改善されるかもしれません。男性ホルモンの分泌を抑えるには、大きく分けて2つの方法があります。1つは男性ホルモンそのものを減らす、もう1つは女性ホルモンを増やして男性ホルモンの働きを抑える、です。

前者であれば、先ほど紹介した男性ホルモンを増やす行為と逆のことをすればいいでしょう。誰とも競い合わず穏やかに暮らし、運動もしません。コレステロールや亜鉛の摂取を辞め、ビタミンDを作らせないよう日光にも当たらず、オナニーもセックスもしない生活です。確かに男性ホルモンは減りますが、あまり健康的とはいえません。

後者であれば、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンを積極的に摂るのが効果的です。イソフラボンは豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれます。食事だけでなくサプリメントから摂取することも可能です。またイソフラボンを配合した抑毛ローション(クリーム)を直接髭に塗る方法もあります。

ただし、男性にとって男性ホルモンが極端に減少すると、自律神経の失調により様々な支障をきたしかねません。常に憂鬱な気分や不安感にとらわれ、筋力や性欲が低下するだけでなく、ガンや心疾患、血管の病気になるリスクも高まります。まったくゼロというのは良くないのです。

皮膚に優しい髭剃り

皮膚に負担をかけずに髭剃りするには、できるだけ少ない回数で剃るのがポイントです。そのためには切れ味の良いカミソリが欠かせません。

カミソリは刃の枚数が多いほど、1枚あたりの刃にかかる圧力が分散されて、皮膚への負担が軽減されます。あまり枚数が多くても使い勝手が損なわれたり、替え刃の価格が高くなったりするので、まずは3枚刃以上を目安に選びましょう。もちろん刃こぼれして切れ味が悪くなったら、速やかに交換します。これは電気シェーバーでも同じです。

剃るときは、前もって髭を濡らして柔らかくします。水やお湯でもいいですし、シェービングジェルやフォームなら皮膚を保護してくれるでしょう。蒸しタオルを当てれば毛穴が開いて、より深剃りしやすくなるはずです。カミソリは髭が生える流れに沿って、一度に全部剃るつもりで動かします。ゆっくり徐々に剃っていくのがコツです。

剃り終わったら化粧水で保湿し、その上から乳液をつけて皮膚を保護します。化粧水の代わりにアフターシェーブローションを使っても良いでしょう。

このように皮膚に優しい髭剃りをして、剃った後も保護すれば、髭が必要以上に濃くならず、青髭になるのを抑えられるでしょう。

脱毛する

男性ホルモンの分泌を抑えるのも、皮膚に優しい髭剃りをするのも、皮膚の下に髭が残るのは変わらないので、根本的な青髭の解消にはなりません。

皮膚の下の髭を除去するには、毛抜きで毛根から引き抜くという方法がありますが、毛穴に大きな負担がかかってしまいます。また髭の本数は2~3万本もあるため、すべてを毛抜きで処理するのは面倒です。せっかく毛根から抜けても2~4週間程度で新しい髭が伸びてしまいます。

髭を除去して二度と生えて来ないようにするには、脱毛するしかありません。脱毛すれば皮膚の下に髭が残らないので、青髭も解消されます。女性受けも良くなるでしょう。

青髭の人は髭が濃いため、髭剃りに時間がかかり回数も多くなりがちです。皮膚へのダメージも蓄積されます。せっかく治っても次の髭剃りで新たな傷がつく繰り返しです。脱毛によって髭剃りをしなくても良くなれば、その分の時間を自由に使えます。皮膚を傷つけることも無くなりますから、美肌にもなれてメリットばかりです。

脱毛は大きく分けて電気針を使うのと光やレーザーを使う方法の2種類があります。さらに光やレーザーを使う方法は照射する対象によって、いくつかの違いがあります。それぞれに詳しく見ていきましょう。

・電気針(ニードル)

電気針を使う方法は、光やレーザーが登場するまで脱毛の主流でした。電気が流れる針を毛穴に挿しこみ、毛根を焼き切って脱毛します。日本医療脱毛協会から真の永久脱毛と認定されており、一度脱毛すると本当に生えてきません。

ただし、この方法は激しい痛みを伴い、多少の炎症を起こしてしまいます。1本ずつ処理するので時間がかかり、料金が高いのもデメリットです。産毛や白髪など光やレーザーでは除去しにくい髭を脱毛したいときに使うのが良いでしょう。

・レーザー

レーザーは普通の光と違って直進性があり、エネルギーをロスなく対象にぶつけられる特性があります。日本では1990年代後半から脱毛で使われるようになりました。厚生労働省からは「医師にしか扱えない」と通知されており、レーザーによる脱毛はクリニックでしか行われていません。サロンなど、それ以外で施術を行うと医師法の違反になります。

同じレーザーでも、髭のメラニン色素に反応して高熱を発したり、バルジ領域という発毛因子を生み出す部位に熱を蓄えて破壊したりする方式などがあります。このうち前者は、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)で永久脱毛できると認められている方式です。

脱毛で使われるレーザーにはアレキサンドライトやダイオード、ヤグ(YAG)などがあり、それぞれ波長の長さが異なります。波長が長いほど皮膚の奥深くまでレーザーが届くので、根深い髭にはヤグレーザーを使うケースが多いようです。

メラニン色素に反応する方式は、髭に当たると200~250℃の高熱を発します。その熱で毛根を破壊し、二度と生えて来なくする仕組みです。もちろん照射してすぐに冷却しますが、熱は髭だけでなく周囲の皮膚にも広がるため、施術後は腫れや赤みなどヤケドに似た症状が現れます。

また脱毛直後の皮膚はバリア機能が衰えているため、うっかり刺激を与えると毛嚢炎を起こすかもしれません。顔は常に露出しているため、人目に触れたり紫外線によるダメージが気になったりします。休日の前や夜間、紫外線が弱まる冬に脱毛するなどの工夫が必要です。

高熱によるダメージは、施術中の痛みとなっても現れます。特に髭は密集しているため、痛みを強く感じがちです。痛みに耐えられないと途中で挫折する破目になります。クリニックなら麻酔を使えますし、出力を下げると痛みを抑えられますが、それだけ効果も弱まってしまい、脱毛が完了するまで時間がかかるでしょう。

一般的にレーザーでの脱毛は、自己処理が不要になるまで5回、ツルツルになるまで10回が目安といわれています。期間にすると1~2年くらいです。期間がこれほどかかるのは「毛周期」が影響しています。

髭に限らず私たちの体毛には毛周期があり、成長期から退行期、休止期を経て再び成長期に戻るというサイクルを繰り返しています。メラニン色素に反応する方式は成長期の髭にしか通用しません。

もう1つ、期間がかかるのは、すべての髭が一度に生えているわけではないからです。皮膚の表面に生えているのは全体の1~2割程度に過ぎず、残りは毛穴で生え変わるのを待っています。そのため、理論上では5~10回施術を受けないと、すべての髭に照射できないというわけです。

料金は1回あたり1~2万円程度かかります。脱毛は自由診療なのでクリニックでも健康保険は使えません。一見、高額なように思えますが、脱毛が終わると普段の手入れをしなくて済むので、その分の時間とコストが浮くと考えれば、むしろお得だと思えるでしょう。

以上のことからレーザーは青髭を簡単に解消できますが、再び生やしたくなっても元に戻せない点は要注意です。

・光(フラッシュ)

光で脱毛する方法は、主にサロンで行われています。3種類の方式があり、IPL(インテンス・パルス・ライト)はメラニン色素に反応して高熱を発する仕組みです。SSC(スムース・スキン・コントロール)はジェルと組み合わせて脱毛します。蓄熱式はバルジ領域を破壊する方式です。

同じメラニン色素に反応する仕組みでも、IPLを照射したときの温度は70℃くらいと低めです。まったく痛みが無いわけではありませんが、どちらかといえば熱がじわりと広がる感じがします。脱毛に使われる光は、コラーゲンの生成を促す効果もあるため、同時に美肌も期待できるのは嬉しいところです。

その代わり、レーザーに比べると毛根の破壊力が弱く、脱毛が完了するまで時間がかかります。目安としては自己処理が不要になるまで8回、ツルツルになるまで18回くらいです。期間も1年半から3年ほど必要になります。また、脱毛が完了してからしばらくすると、少しづつ髭が再生するのはデメリットといえるでしょう。

逆に考えれば、いつか彼女の好みなどで髭を生やしたくなったとき、針やレーザーでは不可能ですが、光なら可能です。

他にも1回あたりの料金が数千円と安く、一度に照射できる範囲の広さにより短時間で施術が完了するというメリットもあります。皮膚への負担も少ないので、針やレーザーほど施術後の炎症を気にする必要はありません。ただしバリア機能が衰えているのは同じなので、紫外線対策はしっかりと行います。

かつては女性向けのサロンが中心でしたが、最近では男性向けも増えています。スタッフが男性だけのサロンもあるほどです。やはり同じ男性に対応してもらうほうが、悩みを気軽に相談できますし、相手も理解してくれるという安心感があります。

サロンで脱毛するときの注意点としては、脱毛中にトラブルが発生しても、医療機関ではないので治療はできません。使用する機器の安全性が保証されており、何かあったときに補償してくれるところが良いでしょう。さらに有資格者に対応してもらうと安心です。

大阪と東京に店舗を構えるメンズサロン「CHANGE」は、男性スタッフが対応しており、完全予約制ですからプライバシーも保たれています。曜日を問わず23時まで営業しており(電話受付は20時、最終受付は21時まで)、仕事帰りにも立ち寄れるでしょう。料金面でも様々なキャンペーンを利用するとお得に脱毛できそうです。

脱毛に使用するのは「シルキーライト」という純国産の機器であり、万が一のときには脱毛総合賠償保険で補償されるようになっています。髭脱毛の専門資格を有しているスタッフも在籍しているので安心です。

光でも脱毛が進めば青髭は解消されます。その代わり、満足できるまでは何度も通わなければいけないという手間が発生するでしょう。痛いのは苦手だったり、皮膚を傷めたくなかったりする人にもおすすめです。

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まとめ

青髭は女性に不人気で、不潔な印象を与えてしまいます。青髭になってしまう最大の原因は髭が濃いからです。男性ホルモンの働きを抑えたり、皮膚に優しい髭剃りをしたりすれば髭は濃くなりませんが、脱毛すると皮膚の下にある髭が無くなるので、簡単に青髭を解消できます。

脱毛にはいくつかの方法があり、永久脱毛できるのは電気針やレーザーですが、光にも1回あたりの料金が安く、痛みが少ないというメリットがあります。大阪と東京に店舗を構える「CHANGE」も光で脱毛するメンズサロンです。