青髭を無くすにはどうすればいい?やっぱり脱毛?

どんなにカミソリやシェーバーでヒゲを丁寧に剃っても、剃り跡が青々としていると、あまり清潔には見えず、女性受けも良くありません。このような「青髭」を無くすにはどうすればいいのでしょうか。

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青髭の原因とは?

青髭になるのは、髭の量や密度、剃った後の断面、皮膚の薄さや色など複数の条件が重なり合ったときです。そのため、同じ髭の濃さでも青く見えない場合があります。まずは、どのような条件で青髭になるのか、それぞれに見ていきましょう。

・髭の量

カミソリやシェーバーで処理できるのは表面に出ている髭だけです。皮膚の下には毛根をはじめ、まだ大量の髭が残っています。髭は皮膚の下にある皮下組織から生えており、その長さは最大で4~5ミリに達するほどです。 当然、毛抜きなどで毛根から抜いてしまえば、青くは見えません。

・髭の密度

髭は他の部位よりも密度が高く、1平方センチメートルあたり約120本が生えています。 髪の毛の密度が150~200本ですから 、同じくらい密集しているのが分かるでしょう。剃り立ての坊主頭が青々としているように、髭を剃っても青く見えてしまいます。

もし髭の密度が低くて、まばらにしか生えていなければ、剃った跡は黒い点があるように見えるでしょう。それが密集しているため、連続した色のように見えるのです。

・剃った後の断面

本来、髭の毛先は細く尖っていますが、カミソリやシェーバーなどの刃物で剃ると、断面が広がって太くなります。髭に限らず、体毛を剃ると濃くなったように見えるのはそのせいです。顔への使用は禁止されていますが、脱毛の際に除毛クリームを使うと、剃るときに比べて断面が目立たないのが分かるでしょう。

・皮膚の薄さ

人間の皮膚は部位によって厚さが異なります。特に外部と接触する機会が多い手足の皮膚が厚く、逆にまぶたや陰部は薄いです。最も表面にある角質だけで比べると髭が生える顔の皮膚は、腕や脚に比べると7割程度の厚さしかありません。 その薄さゆえに、皮膚の下にある髭が透けて見えます。

・皮膚の色

青髭は皮膚の色が白いほど目立ちます。日焼けして皮膚が黒くなれば、同じ色同士で紛れて見えづらくなるでしょう。ただし、そこまで目立たなくするには時間をかけて紫外線を浴びなければいけません。日焼けマシーンを使えば皮膚への負担は軽減できますが、シミになりやすいのは同じです。

このように髭の量が多くて密度も高く、皮膚が薄くて白ければ、剃って断面が広がったときに青く見えてしまいます。日焼けしたり、毛抜きを使って処理したりするなどして青く見えないようにすることも不可能ではありませんが、別の負担がかかるなど、あまり現実的ではありません。むしろ髭を濃くならないように心がけるほうが簡単でしょう。

そもそも髭が濃くなるのは、男性ホルモンが活性化するからです。テストステロンという男性ホルモンに、5αリアクターゼという酵素が結びつくと、ジヒドロテストステロンという別の男性ホルモンが生成され、髭の発毛を促します。何らかの方法で男性ホルモンの分泌を抑えられれば、必要以上に髭が濃くなるのを防げるかもしれません。

例えば、男性的な行為は男性ホルモンの分泌を促します。闘争心旺盛になったり、筋トレをしたり、自慰やセックスをしたりするなどです。食事面では、肉や卵などに含まれる動物性タンパク質や飽和脂肪酸が、男性ホルモンの栄養源になります。喫煙も男性ホルモンを増やす原因です。

ただし男性ホルモンは男性が男性であるために必要であり、不足すると自律神経が乱れてうつや気力の低下、体の不調などに見舞われます。40~60代にかけて男性ホルモンが減少し、更年期障害になる男性も少なくありません。実際に、男性ホルモンの減少で心疾患やガンによる死亡率が高くなるという調査結果が出ています。 

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青髭を無くす方法とは

青髭を無くす=髭を薄くするということであれば、男性ホルモンを減らす以外にもいくつかの方法があります。

抑毛ローション(クリーム)を塗る

抑毛ローションは、大豆イソフラボンやザクロエキスなど女性ホルモンに似ている成分、パイナップルやパパイヤ酵素のように髭への浸透力を高める成分を配合しています。髭に継続して塗り続けることで成長を遅らせ、次第に細く薄くなっていく仕組みです。

手軽な反面、効果を実感できるまで時間がかかり、長期にわたって使うほど他の方法よりコストは高くなります。使うのを止めてしまうと元に戻ってしまうのもデメリットです。肌に合わないかもしれないというリスクもあります。

食べ物を変える

先述のとおり、肉や卵など動物性タンパク質を中心とした食事は髭を濃くします。代わりに野菜や魚を中心にすると、男性ホルモンの生成を抑えられるでしょう。また、納豆や味噌、豆腐などの大豆食品は女性ホルモンの働きを高めてくれます。毎日少しずつでも継続して摂り続けるのがポイントです。摂り過ぎは胸が乳房化する恐れがあります。

サプリメントを飲む

髭を薄くしたり、男性ホルモンを抑制したりするサプリメントは販売されていません。けれども、別の目的で販売されていて男性ホルモンの抑制も期待できるサプリメントなら存在します。

例えば「ノコギリヤシ」は、5αリアクターゼの働きを抑え、抜け毛や前立腺肥大を防ぐ成分です。5αリアクターゼの働きが抑えられるということは、ジヒドロテストステロンも生成されないので、髭が薄くなるという発想です。

同様に大豆イソフラボンのサプリメントも、本来は加齢によって女性ホルモンが減少した女性をサポートします。女性ホルモンと同じ働きをすることで、男性ホルモンも抑制してくれると期待されるわけです。

あくまでもサプリメントなので、正しく服用する限り問題は無いかもしれませんが、本来とは違った目的で服用するなら過度の期待は禁物です。

コンシーラーで隠す

コンシーラーとは部分用のファンデーションで、シミやニキビ跡などピンポイントで隠したいところに使います。スティックタイプが一般的ですが、青髭対策にはクリームタイプが使いやすいでしょう。最近では男性向けのコンシーラーもあります。

素肌にいきなり使うのではなく、あらかじめ化粧水と乳液で整えてから、気になるところに塗りましょう。顔の内側から外側に向けて伸ばすのがポイントです。青みが目立つところは重ね付けします。最後に指の腹で軽く叩きながらなじませて完成です。

注意点として、ファンデーションとは組み合わせないので肌と同じ色のコンシーラーを選びます。洗顔するときは、先にクレイジング(メイク落とし)でコンシーラーを落としましょう。水やお湯、洗顔フォームでは落とせません。

脱毛する

ここまで紹介した方法は髭を薄くしたり隠せたりしますが、青髭を無くすには脱毛するのが一番です。後で詳しく紹介しますが、サロンなら光、クリニックならレーザーで脱毛します。1回あたりの費用は高額ですが、長い目で見ると時間もコストもかかりません。

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間違った青髭対策

青髭を無くすために対策しても、そのやり方が間違っていると逆効果です。どのような点に気をつけるべきか紹介しましょう。

髭を抜く

確かに髭を抜くと根元から無くなってしまうので、剃るのと違ってその跡は青く見えません。ただし髭は2~3万本あるため、 全部を抜いて処理するのは非効率です。

また髭を抜くために引っ張ると、毛穴には強い力がかかって形が歪んでしまいます。皮脂が詰まり、雑菌が繁殖すると毛嚢炎になってしまうでしょう。「埋没毛」といって成長した髭が毛穴から出られず、皮膚の中を貫くように伸びる場合もあります。これだけのリスクがありながら、2週間ほどで元通りになるため、最初から抜かないほうが無難です。

除毛クリームを使う

除毛クリームは、塗って5~10分ほど経ってから拭き取ると毛がごっそりと抜けます。髭剃りと違って毛先が丸くなり、跡がツルツルとしているのがメリットです。

その代わり、「チオグリコール酸カルシウム」というタンパク質を溶かす成分を使っているため、肌に大きな負担がかかります。一部の輸入品を除いて顔への使用はNGです。無理に使うと肌がヒリヒリしたり、赤みや炎症が起こったりします。何よりも目に入ると失明するかもしれません。

いくら手入れが簡単でツルツルしても、皮膚の下に毛が残る点は髭剃りと同じですから、青髭対策のために使う意味は無いでしょう。

間違った髭の剃り方をしている

髭を剃るときは正しい道具と手順があり、間違った剃り方をすると思ったように剃れないだけでなく、皮膚を傷つけてしまいます。特に切れ味の良くないカミソリで逆剃りするのは最悪です。

剃る前には水やジェル、シェービングフォームなどを塗って、髭を柔らかくしましょう。T字カミソリは3枚刃以上を使い、切れ味が落ちたら取り換えます。シェーバーも同様です。何回も刃を往復させず、1回のストロークで確実に剃るよう心がけましょう。ゆっくりと刃を動かすのがコツです。もちろん髭剃り後は保湿するなどアフターケアが欠かせません。

髭は朝6~10時の間に最も伸びるため 、その後に剃るのが理想ですが、仕事をしていると難しいので、出勤する直前に剃れば青髭が目立ちにくくなります。少なくとも夜に剃るよりは長持ちです。

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青髭を無くす最も確実な方法は「脱毛」

青髭を完全に無くすには根元から髭を除去するのが一番です。毛抜きを使うと可能ですが、毛穴に大きな負担がかかりますし、すぐ元通りになります。何よりも1本ずつ抜くのは面倒です。それ以外の方法では皮膚の下に髭が残ってしまいます。

女性であれば元々の髭の量が少ないので、ここまで紹介した方法でも薄くなったのを実感できるでしょう。男性が同じくらい薄くなるのは時間がかかりますし、そもそも変化が無いかもしれません。

そう考えると、毛根から除去した上で、なかなか再生できないようにする脱毛をしたほうが、確実に青髭を無くせるといえます。

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青髭を無くすための脱毛法の選び方

「脱毛」には大きく分けて以下の4種類の方式があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。青髭を無くすにはどの方式が向いているのでしょうか。

光脱毛

脱毛サロンで行われる方式で、特殊な光を照射して脱毛します。主流は「IPL(インテンス・パルス・ライト)」で、メラニン色素に反応して高熱を発し、毛根にダメージを与える仕組みです。他にもジェルと組み合わせて脱毛する「SSC(スムース・スキン・コントロール)」や、発毛因子を作り出すバルジ領域にアプローチする「蓄熱式」があります。

メリットは1回あたりの料金が数千円くらいと安く、一度の照射範囲が広いので施術時間が短いところです。痛みもほとんど無いので、比較的穏やかに感じるでしょう。脱毛に使われる光の特性で、美容効果も期待できるのは嬉しいところです。最近では男性向けの脱毛サロンも増えています。

デメリットは、脱毛できるまで何回も通わなければいけないところです。髭は一度に全部が生えているのではなく、1~2割程度が交互に生え変わっています。IPLの場合、効果があるのは毛周期で成長期にある髭だけなので、施術を受けるたびに1~3ヶ月ほどの間隔を空けなければいけません。

そのため、効果を実感できるまでには時間がかかります。IPLの場合は最低でも6~8回、1~2年くらい必要です。

また、脱毛サロンで扱える機器は光の出力に限度があり、完全に毛根を破壊することはできません。減毛や抑毛効果はありますが、通うのを辞めてから時間が経つと再び髭が生えてしまいます。逆に考えると、再び髭を生やしたくなったときに後悔しなくて済むでしょう。

脱毛サロンを選ぶときは、万が一のときに医療行為ができないので、有資格者が施術してくれたり、賠償保険などの補償があったりするところが安心です。例えば大阪や東京に店舗を構えるメンズサロン「CHANGE」は、両方とも兼ね備えています。

レーザー脱毛

脱毛クリニックで行われる方式で、光よりも強力なレーザーを照射して脱毛します。アレキサンドライト、ダイオード、ヤグなどの種類があり、主な違いは波長の長さです。波長が長いほど、皮膚の奥深くまでレーザーが届きます。特に髭に向いているといわれているのが「ロングパルス・ヤグレーザー」です。

メリットは、毛根を破壊できるほど強力なので永久脱毛ができます。光に比べると通う回数も少なく、早ければ3~5回くらい(半年~1年)で効果を実感できるでしょう。医療機関ですから、万が一トラブルが発生したときもすぐに治療してくれます。

デメリットは痛みが強いところです。一般的には複数の輪ゴムをはじくような感じとたとえられますが、個人差があって耐えられない人もいます。特に髭は密集しているので痛みが強いようです。

また照射したとき髭には200~250℃くらいの高熱が発生するため、それが周囲の皮膚にも広がります。すぐに冷却しますが、ヒリヒリとした痛みや赤みが残るなどヤケドに似た症状が現れたり、毛嚢炎になったりするかもしれません。髭は顔という常に露出している部位にあるため、何らかの症状が出るのは気になるでしょう。

光に比べると1回あたりの料金が高いのもネックですが、回数が少なければ総費用は光とあまり変わらないという見方もできます。永久脱毛ですから元には戻せないことを承知した上で施術を受けたほうが良さそうです。

ニードル脱毛

これまで紹介した2つと違い、電気針を使って1本ずつ脱毛する方式です。電気針を毛穴に差し込み、電流を流して毛根を焼きます。かつては脱毛の主流でしたが、光やレーザーの台頭によって今では少数派です。

メリットは本当の意味で永久脱毛できると認められているところです。 レーザーもアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)で永久脱毛できると認められていますが、1年後の再生が20%未満という条件が付きます。1本ずつ脱毛するので、髭なら細かいデザインが可能です。

光やレーザーはメラニン色素に反応する方式だと、日焼けした肌にはNGですし、白髪のように色素が薄い髭も脱毛できません。ニードル脱毛なら、そのようなときでも柔軟に対応できます。

デメリットは、光やレーザーの比ではないくらい痛みが強いところです。スタッフの腕にもよりますが、施術後も皮膚に多少のダメージが残ります。料金も本数や時間で計算するため、光やレーザーより高くつくでしょう。光やレーザーで大半を脱毛した後で、どうしても残ってしまう髭を処理するときに利用するのが良さそうです。

セルフ脱毛器

家庭用の脱毛器で、仕組みはサロンの光脱毛と同じです。ただし、出力はサロンよりも抑えられているため、劇的な効果は期待できません。光が目に入ると危険なので、多くの機器では髭の脱毛に使うのを禁止しています。それ以外の部位なら、好きなタイミングで誰にも気兼ねなく使えるでしょう。

人気機種になると価格は7万円前後になり、カートリッジには寿命があります。背中やVIOなど手が届きづらい部位もあることを考えると、初めからサロンで脱毛したほうが安上がりで効率的かもしれません。

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まとめ

青髭が目立つのは、皮膚の下に残っている髭が透けて見えるからです。解消するには髭を薄くしたり、深剃りしたりするなど様々な方法がありますが、脱毛して二度と生えないようにするのが一番といえます。

脱毛にはいくつかの方式がありますが、サロンの光脱毛であれば痛みが少ないのがメリットです。大阪や東京に店舗を構える「CHANGE」をはじめ、男性向けサロンも増えています。