レーザーで脱毛するって考えてみれば怖いことですよね。
痛いし、怖いです。
でも、レーザー脱毛はそれを乗り越えれば安泰です。
ここでは、そんなレーザー脱毛のリスクのひとつ、「やけど」について解説します。
医療レーザー脱毛でヤケドの件数が0にならない理由
これだけ脱毛が流行ってきた昨今、各クリニックではものすごぉぉぉおい数の脱毛実績があります。
いったい日本で何人の人が脱毛したのでしょうか?
その全員が、脱毛をしてハッピーになれるのでしたら良いのですが、人の人生はハリウッド映画のようにハッピーな展開が約束されているものではありません。
物事がうまくいくように努力はするが、失敗もある、それが人生というものです。
実際、医療レーザー脱毛のヤケドの件数は0件ではなく、少ない数値ではありますか、何件か発生しています。
そんな脱毛のヤケドのリスクをご紹介します。
リゼクリニックでは15万人近く脱毛してヤケドは10件ほど
ヤケドと言っても程度はあれこれありますが、跡が一生残るような大きなヤケドは一度もない状況です。
もちろん、「ヤケドさせてやろう」など、クリニックに悪意はないことは信じていますし、スタッフの方共々、誠意を尽くした結果ではあると思います。
しかし、ヤケドの発生頻度としては低いものの、絶対にヤケドが起きないわけではないというのもこれまた事実。
いったいどうして医療レーザー脱毛でヤケドが起きてしまうのでしょう?
医療レーザー脱毛でヤケドが無くならない理由
医療レーザー脱毛の仕組みは、光の照射が体毛のメラニン色素に反応し、毛根や毛根周辺の組織を焼くというものです。
その工程の中で、体毛にレーザーが吸収される際、熱が発生します。
その熱を利用し、毛根などを焼いていきます。
ちなみに、医療レーザー脱毛がほぼ永久的に脱毛が可能なのは、毛の再生を司る毛包の細胞を傷つけるからです。
簡単に言うと医療レーザー脱毛はレーザーを当てた部分をヤケドさせるシステム
医療レーザー脱毛は熱を作り出し、その熱を利用して脱毛していくシステムです。
極端な話、ヤケドが怖いのであれば、レーザーの照射出力を押さえればOKです。
しかし、十分に熱を加えないと、永久脱毛の効果を得ることができません。
脱毛すらできないかもしれません。
ちゃんと脱毛するには、「熱」は必要不可欠なのです。
大切なのは適切な熱量で照射すること
医療レーザー脱毛は、
弱すぎると脱毛できない
強すぎるとヤケド
という特徴を持ちます。(かなり大雑把に言ってます)
より安全に、できるだけ高い脱毛パフォーマンスを求めるには、体毛と毛包にのみヤケドを起こし、周囲の皮膚には傷をつけないという、ギリギリの線をつくことが重要です。
しかしこれはなかなか難しいことです。
というのも、体毛には個人差がありますし、さらにその日の肌の状態やその人の体調により、当てるべき照射量が変わってきます。
職人のような技術が要求される医療レーザー脱毛にて、ヤケドの数を0にする難しさがおわかり頂けるかと思います。
クリニックには誠実さを期待
脱毛のリスクということで、ヤケドの恐れについて説明しましたが、「脱毛は繊細な技術から成るんだ」ということがおわかり頂けたかと思います。
こういった脱毛の裏側の話を知ることが、きちんと脱毛するための予備知識として備わっていくわけです。
それにしても医療レーザー脱毛、数ある脱毛法の中でも効果の高い脱毛法であるだけに、ただただ今後の発展を祈るばかりですね。
そのために、ヤケドの発生頻度を0にするための研究や努力を怠って欲しくないです。
この世に完璧はなく、人間はミスをしますし、機械もエラーを犯します。
医療レーザー脱毛でも、ミスやエラーは起こり得ます。
そのエラーやミスが起きた際、どう対応していくのかに誠実さが表れると思います。
丁寧に・迅速に・正直に
そのような誠実さの積み重ねの先に、輝く未来があると信じます。
日頃の働きには敬意を表しますと同時に、これからのますますの進歩に期待します。
もし私どもに祈ることが許されるのでしたら、医療レーザー脱毛の更なる発展と繁栄を祈るばかりです。
クリニックにはドクターが駐在しており、もし万が一のことが起きても迅速な対応が可能です。
実際、ヤケドの実績はあれど、全て軽症で終わっており、痕になるようなことにはなっていません。